第48回OB・OG定期演奏会・プログラム
ごあいさつ
名曲との出会い
今年はショスタコーヴィッチの交響曲第5番終楽章を取り上げました。かなり勉強してみましたが、よく分かっていない部分があります。まず初のテンポをどの位にするか?オーケストラのスコアでは♩=88となっていますが、今ここにあるスコアでは♩=104となっています。最後のコーダの堂々とした行進曲のような部分は♩=88がピッタリしていると思うのですが、最初にこのテンポでは何故か遅すぎる気がします。すると吹奏楽のスコアの♩=104良いのかもしれません。これでは本番まで決まらないような気持がして心配です。本番での若い皆さんの目を見れば多分「これだ!」と閃くと思い、それに賭けてみます。そんな事が出来るのがこのOB・OGの不思議な力なのです。楽しみにしています。
信州の長い冬もようやく去ろうとしていて春の兆しが感じられるこの頃です。昨年4月に母校である長野高校に赴任し、1年がめまぐるしく過ぎてしまいました。私の現役時代にはOBの定期演奏会はすでに開催されていて、卒業後もずっと楽器を続けて音楽を楽しんでおられる先輩たちの姿に憧れて、3年生の時に自分たちの定期演奏会を立ち上げました。その現役の定期演奏会も昨年すでに第44回を迎えたわけですが、それ以上の回数があるOBの定期演奏会は全国でも珍しいのではないのでしょうか?半世紀近くも活動内容を充実発展させてきた伝統あるOB・OG会に敬意を表します。本日大勢のOB・OGの皆様の演奏を聴き、一緒に演奏できる機会というのは現役の班員生徒諸君にとっても貴重な経験であり、その伝統の絆の輪の中に自分たちがいることを感じられる場であります。本日舞台で演奏して下さるOB・OGの皆様も、また都合が付かず遠くから応援してくださっている方々も、さらに諸事情で楽器演奏から離れている方々も、音楽を愛し楽しむ気持ちと金鵄の絆はずっと続いていきます。これからも是非OB・OG会の活動を充実させ、さらに現役班員生徒諸君への変わらぬご支援をお願い申し上げます。
本日はご来場いただき、誠にありがとうございます。今年のスローガンは、「金鵄の輪〜届ける想い 繋がる心〜」。私自身高校卒業から時間が経った今、ふと当時の高校生活を思い出し、なんて充実し輝いていた日々だったのだろうかと昔を羨みたくなることがあります。しかし、毎年この日だけはまるで当時に戻ったかのように全員が輝ける場であると感じ、多くの方との繋がりによって、今年もまたこの演奏会を無事開催できますことを、心から嬉しく思います。長野高校吹奏楽班は、年々班員の人数が減少していることも影響し、その長い伝統も廃れつつあるのではないかと私は感じております。しかし、今日この会場に来てくださっている皆様のような、私たちを支えてくださる皆さまがいらっしゃる限り、廃れさせることなく続けていきたいと心から思います。今日はここにいる全ての皆様に、音楽を通して、感謝の気持ちをお届けいたします。
あらためまして本日は、長野高校吹奏楽班OB・OG 第48回定期演奏会に足を運んでいただき、ありがとうございます。この時間が皆さまにとって気持ち安らぐ時間になりますよう、演奏者一同精一杯演奏いたします。どうぞ、最後までお楽しみください。
本日は第48回OB・OG定期演奏会に参加させて頂きありがとうございます。また本日ご来場のみなさまの温かいご支援により日々活動出来ていることに心から感謝申し上げます。OB・OG定期演奏会の練習にあたって長野高校吹奏楽班の伝統を築きあげて下さった先輩方と直接お話したり、一緒に吹く中で先輩方の大きさを感じるとともに自分たちの足りないところが見えてきました。過去の経験や練習のやり方などを伺うことができたので今後の活動で参考にさせて頂きより良い班活にするために努力をしたいと思います。班内で様々な事が流動する中、今一番何をすべきかを考え、みんなで話し合って決めた目標に向かって日々頑張っていきたいと思います。
本日はOB幹事学年の方々を始め、多くの方々のご尽力があっての演奏会だと思います。そのステージをより良いものにできるようベストを尽くして演奏したいと思います。
プログラム
【1部】 OB・OGステージ
2. 映画「風と共に去りぬ」より タラのテーマ (M.スタイナー/有賀敏文)
3. コンサートマーチ「青葉の街で」 (小林武夫)
4. 交響曲 より (矢代秋雄/根本直人)
【2部】 現役ステージ
2. コンチェルティーノ [トロンボーン独奏] (F.ダヴィッド)
3. リチュアル ミュージック[打楽器4重奏] (D.スキッドモア)
【3部】 OB・OG現役生合同ステージ
2. たなばた (酒井格)
3. 交響曲第5番より 第4楽章 (D.ショスタコーヴィチ/C.ライター)